心拍計を用いたトレーニングを実施しています
心拍計とは?
心拍計 (しんぱくけい) は、心拍数を測定・表示・記録する装置です。
近年は、腕時計型の製品も流通しており、スポーツ場面だけでなく、屋外作業の熱中症リスク管理などにも活用されております。
心拍測定機能付きの腕時計などの裏側には緑に光る「光学式心拍センサー」が搭載されています。
この光学式心拍センサーが、皮膚に照射する光を利用して静脈や組織を循環する血液の量を測定します。
価格帯も比較的安価な物から高価な物がありますが、価格によって光学式心拍センサーの精度に違いがあるようです。
一方で、Apple WatchやPOLAR・Gaminなど運動時にも良好な精度で測定できる製品もあります。
どう活用できるの?
・健康管理
起床時などに安静時心拍数を把握することでその日の体調が把握できます。健常成人であれば60〜80回/分となります。
・運動負荷の調整
運動中の心拍数を把握することで効果的な運動ができているかを把握できます。
例えば、ダイエット目的であれば最大心拍数の60〜80%が脂肪検証効率が良いと言われております。
また、使用アプリによってはリアルタイムで心拍ゾーンを示してくれるものもありますので、実際に行っている負荷が適正かもリアルタイムで判断できます。
・運動効果の把握
製品によっては最大酸素摂取量を測定することできます。最大心拍数と安静時心拍数から計算によって求めることができます。最大酸素摂取量は年代別平均値もあり日頃から運動をしている方は高い傾向にあります。
また、最大酸素摂取量は運動機能だけでなく、疾病発症率や死亡リスクとも高い関係があることが報告されております。有酸素運動にて向上することができますので、普段のウォーキングなどの効果を把握するにも是非活用してみてください。
実際の使用場面
腕に心拍計(locofitterではPolar Verity Senseを使用)を装着します。iPadやスマホに事前にダウンロードしたアプリケーションを起動しBluetooth接続し連動させます。
安静時の心拍数を計測したのちに運動を開始します。運動時間、心拍が端末に表示されます。心拍ソーンに応じた色で表示されるため、そのまま運動を継続します。
運動後の疲労回復のために最大心拍数の50~60%の負荷でクールダウンを行います。
まとめ
心拍計を用いることで持久力トレーニングやダイエットなど目的に応じた適切な運動負荷を提供できます!
科学的に運動を実施出来る時代となっておりますので、皆様も是非ご活用下さい!